2007年6月23日土曜日

洞察力と感性

人が気付く遥か以前に物事の本質を見抜く能力の事を洞察力という。
何か変だあるいはおかしい、何かありそうだと気付く能力の事である。
 洞察力が発揮されるためにはいくつか条件がある。
 先入観を持たない事、対象となる物事に対する認識が正確である事、論理的な思考能力などである。
 繊細な気配りや注意深い観察力なども必要だ。総合すれば感性と言い換えられるかも知れない。

 実業の世界でも人より先に世の中の変化を読み取れる能力がものを言う。
 これからの社会がどういう方向に向かうのか、科学技術の進歩にも注目しておく必要がある。
 技術の進歩が社会の仕組みを大きく変えていく原動力になる事が多いからだ。
人より一足先に変化に気付き、新しい事業を立ち上げた事で先行利益を上げる例は数知れない。
 これも洞察力の賜といえる。
 
 政治的な駆け引きのうまい人間は人の心理をうまく読み取る能力に秀でている。
 政治家の能力は人の心を洞察できる能力である。
 

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