2007年12月1日土曜日

人間の魅力と仕事の能力

は実はあまり関係がない。むしろ逆比例する要素かも知れない。
 この事にきちんと気付いて(その認識を日頃の生活で生かして)いる人がどれ程いるだろうか?
 世の中仕事が出来れば万事オーケーの効率主義がまかり通っている。
 今を時めくグローバリゼーションの考え方も元はと言えば人間の魅力や個性とは関係ない合理主義に基づく考え方が基本にある。
 競争に負けないためにグローバル化を進めなければならないという物事の経済効率的な面からのみの発想は人間の個性や民族性そして国民性という固有の文化まで破壊に導く力を孕んでいる。
 能率主義効率主義成果主義営利主義がもたらす結末は殺伐たるものになるに違いない。
 働くことが生きる喜びに結びつく事なく、単に稼ぐことを目的とする苦痛でしかなくなるならいつかがんばりにも限界が来ると思う。
 釣りバカ日誌のハマちゃんを見て共感するのは皆内心ホッとするからである。
 

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