2007年5月11日金曜日

プロフェッショナル・職人

 プロフェッショナル(プロ)という言葉は普通プロ野球やプロゴルファーなどの言葉でなじみの深い言葉であるが本当にその意味合いが理解できているだろうか?
 プロは職業という意味であるが、単にアマチュアとの区分を目的にした言葉では無い。
プロになるとアマチュアとは異なり責任の重さが格段に異なってくる。
責任というのは専門家としての職業生命をかけるという事である。
プロとして行った事に対して何か問題が生じた場合、その責任の取り方はプロとしてその職業生命をかけられるかどうかと言う事になる。
 今後の生活基盤を失うほどの責任の取り方に覚悟を持っているかどうかと言う事になる。
すべて職人はプロとしてその技量を評価される。職人としての優れた技量を評価される反面、拙劣な場合の評価も厳しい裁定になる。物販業にしろサービス業にしろその提供する品質レベルが低いならば売り上げ実績がたちまち減少して商売が成り立たなくなる。
 プロ野球やゴルフのように一般の人達にその優れた技量をお披露目する仕事はエンタテインメントの仕事だが観客が期待する実績を達成出来なければたちまち人気が落ちお払い箱になる。
 普通、職人が受けた仕事は相手の要求に満足に答えられなければその責任を全うした事にはならない。
 各種の専門家つまり職人である税理士、弁護士、医師、庭師、左官、大工、理美容師などすべてがそうである。