2007年4月24日火曜日

人間のキャパシティ

 機械や道具の処理能力の大きさの事をキャパシティという。
容量というのが原義だが広い意味でその使える能力の大きさを表現するのに使われる。
 同じような意味合いで人間の記憶容量や処理能力の表現にも使う。
 人間もキャパシティオーバーになるとパニックになる。
 処理能力を超えた仕事は手に負えない。年を取ると記憶容量というキャパシティが確実に減少する。

 今はIT(インフォメーションテクノロジー)の発達で随分効率的な仕事が出来るようになった。
インターネットが使える環境にいさえすればほぼ困る事がない。知識はパソコンの向こう側にいつでも用意されておりいついかなる時でもキーボードをちょっと叩けば画面に回答が映し出される。

あるいはNC工作機械やマシニングセンターのインテリジェント化の進歩で自動生産の効率化が進んだ。
ロボットでできる事はロボットにさせる分、人間のキャパシティも頭脳的な面の意味合いが大きくなってきた。ここでも知恵がものを言う。経験を知恵に結晶化する努力こそが重要である。経験を生かした処理プログラムを書ければ仕事は幾らでも効率化できる。

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