2007年4月7日土曜日

政治家への献金について

政治資金規正法という法律がある。
じつにおかしな法律だと思う。ざる法と言われる所以だ。
そもそも政治資金と言うのは何を意味するのか?
その出所は平たく言えば支援団体や支援者からの寄付金や献金だ。
寄付金や献金の受領と収賄とは何処が異なるのか?相違点は直接的賄賂性があるかないかだけではないのか?
議員や首長になるための政治運動にかかる費用を寄付金や献金などで賄ってよいものなのか?
支援者というのは何のために政治家を支援するかというと自分たちが将来利益を得る為である。
従っていろいろと呼び方を変えたところでそれは間接的賄賂に他ならないのである。
この点で既に公平さを欠いているのだから建前など意味をなさない。
本質は賄賂で当選の暁にはどうぞ便宜を計って下さいねという賄賂の手付け金のようなものと考えた方がすっきりする。
政治団体や業界団体も似たようなもので要は当選後の利益誘導をしているだけである。
本当の政治活動をするために金が果たして必要なのか?
本当の政治活動のために必要な資金(殆ど調査経費のみではないか)は当選後に活動に必要な額を厳正な管理の元に給付すればよい。

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