2007年4月10日火曜日

株価がどのようにして決まるかを

皆分かっていて株式の取引をやっているのだろうか?
と、時々不思議に思う。
ライブドア事件のような事が起きて初めて大量の株取引の被害者が明るみに出た。
しかし株価は会社の実体とは遠く離れたところで決まっていくものだという本質を知っていれば別に不思議でも何でもない事ではないか?
 株価はいろいろな要因で影響を受けるが、一番の要素はその会社の将来の資産価値が増えるか減るかを決める情報である。将来この会社は新製品で利益が出そうだとなれば買い手が増え、元々買っていた値段より高くて売れれば利益のために売る人が出てくる。その折り合いの中で取り引きの株価が決まりその取り引き実績を基に新しい株価が決められる。買い手がひどく多くて売り手が少なければ株価は当然高騰する。買い手が高い株価でも買いを入れればその値段で取り引きが成立する。
その格差が大きく開けば開くほど会社の実績から遠く離れたところで株価は落ち着く事になる。いつかは実績より高すぎる分の揺り戻しが来るはずだから最終的には実体よりも高く買った人は損失を被る事は当たり前である。株で損をしたと言う人はだからどんな理由であれ文句は言えないはずである。

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