2007年4月22日日曜日

子供の怖さ

 子供の好奇心や無頓着には時々辟易する事もある。
 しつこく質問されて閉口した経験のある人も多いだろう。あるいは気配りの無さにどぎまぎということもある。
しかしこのような好奇心がきちんと満たされて育てられた子供は優しく豊かに育つ。
無頓着をたしなめる大人が周囲にいればそれだけ世の中に気配りができる人間に成長できるだろう。
 
反面、心も知性も情緒も満足に成長する機会がない子供の場合はどうだろうか?
 子供の怖さは純真無垢なようでその実は悪魔的な悪を行使する場合がある事では無いだろうか?
大人の理性も知性も判断能力も持ち合わせていない子供はいったん走り出すと歯止めがきかないのも怖い。
 中学生や高校生など子供が引き起こす犯罪には、思慮の浅さから来る実に怖い犯罪がある。
ホームレス狩りやテレクラを利用した恐喝殺人事件など枚挙に暇がない。
 知性も感性も情緒もそして心も豊かに育てるにはまず今の親たちの教育に対する認識から見直さねばならない気がする。

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